事務職への転職希望

求人サイトや求人情報誌を夜な夜なチェックし、ひそかに転職の機会を狙っています。
ターゲットは事務職です。
私は営業として5年勤務しました。

私の性格にはあっているし営業手当などの利点もあるのですが、時間が不規則な事とお客様との接待が多い事がネックです。
毎週のように会議も遅くまであります。

今のうちに先を見て長く続けられそうな事務職へ転職したいのです。
パソコンでパチパチやっているあの姿に憧れもあります。

営業はパンを食べながら営業車の運転をするのは当たり前ですが、事務職はお弁当やランチをゆったりと食べています。
そして残業カットのご時勢ゆえに定時にはきっちり帰っています。
本当に羨ましいです。

簿記の資格を持っているのと、パソコンの扱いは基本操作程度なら出来ます。
電話対応は得意中の得意です。
転職も結婚と同じく出会いですから、粘り強く頑張ります。

しかし現実は甘くありません。
事務処理能力などは、個人で大きな差別化は出来ないからです。
全てはパソコン処理がメインなので、早くて正確な処理ならば、正社員を雇う必要は全く無いからです。

簿記も武器にはなりません。
精々税理士レベルの高い専門性がなければ、企業には必要とされる理由が見付からないのです。
企業内税理士や弁護士が引く手あまたなのは、外部への委託契約をしなくていいからなんですね。

即戦力というのは、それぐらいのレベルでなければならないのが現実です。

女性が資格を取り仕事をするという事

結婚するという事は、全く別の人間と一緒に人生を歩んで行くことです。本だけではありません。その兄弟や親親戚などとも縁ができるということです。女性が嫁ぐことを考える時、やはり姑とのことを慎重に考える方も少なくないと思います。

私もそうでした。
負けず嫌いな性格であったこともあり、絶対に理不尽には反撃しようと密かに考えていたのです。
どんな人かとそれとなく彼に訊いてみると、何でも調理師として人気店で働いているとのこと。
何よりも料理が得意であることを知りました。
そしてあの日、彼は何のことわりもなく、私を将来姑になる人が働いているレストランに連れて行ったのです。
信じられないことに、私が席についてからそのことを伝えてきました。
オープンキッチンになっているそのお店で、真剣な眼差しで肉を焼いている女性がその人。
職人と言う言葉がぴったりで、私はその人を見て一目で好きになってしまいました。
後から聞いた話によると、お義母さんは50歳になってから車の免許を取得してお店で働き、その後勉強して調理師の資格を取ったそうです。
子供を育てながらの仕事と勉強は、きっととても大変だったと思います。
立ち仕事ですし、厨房は暑いことでしょう。
それでも、真剣に一生懸命働く姿はやっぱり良いものです。
私の理想とする姿勢を、そこに見たような気がしました。
仕事が終わったお義母さんと話し、挨拶。
これが、彼の家族と初めてお話をした瞬間です。
結婚してだいぶ経つ今、お義母さんの料理は家族だけが味わえるものになっています。
ここぞと言う時には、タッパーに入ったプロの味を堪能しているのです。

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