健康第一
歳を重ねるにつれ、体の健康が何よりも宝だということに気がつきます。
若い頃は仕事も遊びも全力です。
若さに任せることは、ホンの一時期なのですが、これが未来永劫続くと思っているから始末が悪いですね。
カバーできる体力があるからそれでも平気。
でも、体はずっと若いままだと思い込み、歳を取っても無理をしてしまうことで健康を崩してしまうこともしばしば。
特に40代前後の男性はバリバリ働くまさに現役時代まっただ中で、自分の健康を気遣う余裕もありません。
しかし、20代30代と同じ勤務時間や生活習慣では、体力的にも精神的にも無理が出てきます。
年一回の健康診断の数値を参考にすることも大事ですが、何よりも大切なのは自分の体と向き合い、きついことはないか、痛みを感じる所はないかなど、しっかりと実感することが大切です。
仕事も大事ですが、検査を受ける時間や休暇を取ることを意識して、健康第一をモットーにしていきましょう。
40代ともなると、共通の話題は健康のことが増えてきます。
地位や立場に関係なく、平等に語れる話題ですからね。
しかも疾患自慢は男女同じ。
自分の病歴や現在の身体の悩みを、これでもかと話し合うのは、実に不思議な状況です。
話したとこで改善はせず、キズの舐め合いなんですけどね。
そうやって共感を得ることで、気持ちの面でのクリーニングをするのでしょう。
ロハスなライフスタイル
数年前から、ロハスな生活習慣を取り入れるべく、努力しています。
ロハスとは、今でこそメジャーになっていますが、Lifestyles of Health and Sustainability の頭文字をとった略語で、健康と持続のライフスタイルのことです。
一見、分かったようで分からない言葉かもしれませんが、現代社会においては、最も欠けており、最も求められているライフスタイルではないでしょうか。
仕事に追われる日々を過ごし、健康をおざなりにしている人も多いはずです。
また、低価格の商品がもてはやされ、安いものを買っては使い古し、また安いものを買う、というサイクルに翻弄されてしまい、質の良い生活から遠ざかっている人もいるでしょう。
環境問題が叫ばれ始めて久しいですが、ついつい便利な物を求める余り、環境問題よりも自分のことを優先させているのではないでしょうか。
そういった生活習慣を改めて、心も体も健康になり、環境にも優しいライフスタイルを築いていこうというのが、ロハスの主なコンセプトなのです。
無理をしたり、我慢を強いられるようなライフスタイルでは、長続きしません。
自分がハッピーになれる生活を送ることが、すなわち、環境や地球のためになる、といったライフスタイルでなければならないのです。
アメリカやヨーロッパでも、このロハスは大変注目を浴びています。
というよりも、ロハス的なライフスタイルを送っている人が既に多くいるのです。
よく考えれば、日本は元来、ロハスな生活をしてきたと言えるでしょう。
日本文化そのものが、実はロハスであり、日本人にとってロハスなライフスタイルは、実にたやすく受け入れられるものなのです。
是非皆さんにも、自分の健康と地球の健康を考えて、生活を送ってほしいと思います。