信頼を売る

一般論とは全く違う、逆転の発想の営業。
これを実行することは難しい。だが、それを乗り越えた先に、結果が見えることは間違いない。

まず私が上司から言われたことは、仕事をとってくるな、ということだった。
飛び込みで営業に行き、条件を提示するだけで仕事を任せてくれるわけがない。
すでに取引先があるのなら尚更だ。

では何をするのか。
相手に自分の会社のことを覚えてもらうことに尽力するのだ。

自分から売り込む営業は嫌われやすい。
だから、辛抱強く待つ。

顧客が何か困ったことがあったとき、あの会社なら何かしてくれるかもしれない、そう思ってもらえる存在になるのだ。
 
これは今日明日に始められる方法ではない。
会社全体の方向性が同じでなければ難しい。
だが、この方法で仕事を1件、2件と任せてもらえた顧客とは良い関係を築くことができた。

信頼は押しつけるものではない。
築き上げるものだ。
ならば営業も築き上げるものであるべきではないのだろうか。

ところが現実は、未だに夜討ち朝駆けの御用聞き営業がはびこっている。
必要のない人間に必死に営業するのは、非生産的と考えないところが、慢性的な営業病の根源である。
必死に説明すれば、営業をした気分になるからだ。

本来、営業とは、商品やサービスを必要とする人を探すことだ。
これを頭に入れておかなければ、いつまでもモノは売れない。

信頼しているので

先日、彼氏が引っ越しをしました。
ばたばたとした引っ越しだったので、引っ越してから一ヶ月が経った今でもまだ、家電や家具が揃っていません。
具体的に言うなら、冷蔵庫も洗濯機も電子レンジもない状態です。

洗濯機はコインランドリーを利用して何とかしているようです。
しかし冷蔵庫と電子レンジがないのには困っているらしく、よく私の家に食材を置いて帰ります。
また、買ってきたお弁当を私の家で温めて食べることもあります。
これは家が道一本を挟んで隣なので出来ることだと思います。
先日「もし私と繋がりが無かったらどうするつもりだったの?」と聞くと「繋がりがあるって分かってるからこんな無茶な引っ越しをしたんだよ」と言われました。
人脈に対する信頼があついと言うか、何と言うか。
でも思い出してみると、一年前に私が引っ越しをした時もなかなかの強行で、似たような感じでした。
寧ろ私は、家すら決まってない内に外に出てしまったので、しばらくバイト仲間の皆の家を転々としていました。
女の子より男の人の方が多い職場なので、男の子の家にもよく泊まっていました。
それでも何事もなく、無事に引っ越しまでこぎつけることが出来ました。
持つべきものは信頼できる人脈だ、と本当に回りに感謝しました。
今の彼氏も私に対してそういう気持ちを持ってくれているようで、一年前の恩を別の人に対して返したような感じです。
いいことをしてもらったら別の人にも同じことをしてあげる、これこそが信頼できる人脈を作り上げるポイントなのかもしれません。

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