飛行機離れが増えている理由

数年前から、若者の「飛行機離れ」が増えているようです。
では、なぜ「飛行機離れ」が進んでいるのでしょうか?

他の交通機関の営業努力と空間の快適性の向上が、時間よりも価値を置いているからかもしれないですね。

最近では、「東北新幹線」や「九州新幹線」など、鉄道の発達によりちょっと遠いところでも鉄道でゆっくり行こうとする人たちが増えているようです。
そして、飛行機は乗るまでに手続きがいろいろあるので、すぐに乗れなかったりするのも一つの原因だと言われています。

そして今は、パソコンで遠いところでも行った気分になれるような技術もあるので、自宅で世界を見ることで旅行気分を味わっている人も増えているようです。
現場に行かなくても、飛行機に乗った気分も味わえるので、なかなか実行しようという気分にならないようです。

そして、一番問題視されているのは、ここ数年で増えてきている飛行機の整備トラブルや事故で、不安が相次いでいることです。
この飛行機離れを奪回するためにも、格安チケットなどもどんどん出てきているので、若者の飛行機への興味をもう一度取り返せたら少し日本も変わるかもしれません。

海外旅行者が増えると、日本の観光客を招待してくれる国が増えてくるかもしれません。
しかし、航空会社も徹底的に格安化へ動いていることでしょう。
このままではダメだという危機感が、消費者へのサービスに繋がるはずです。

飛行機に乗って大好きな人に会いに

今から何年前になるでしょうか。
友達を訪ねて、飛行機に乗って関西方面に行ったことがありました。
その日たまたま、空港で大きなイベントをやっていて、思いがけない特別な経験をすることができました。
世界からグルメが集まり、本場の味をリーズナブルに食べることもできましたし、ステージでは売出し中の若いアーティストの音楽を聴くこともできました。
広くて綺麗な空港は、ただそこにいるだけでテンションが上がってきます。
それなのに、これから大好きな友人と10年ぶりの再会を果たせると言うのですから、私は本当に興奮しました。
その日は、非常にお天気にも恵まれて、次々に飛び立つ飛行も一層美しく目に映ったことを覚えています。
私は、飛行機が大好きです。
高所恐怖症だと言うのに、飛行機は全然怖くないのです。
雲の上をひたすら進む飛行機に乗っていると、まるで天国旅行でもしているかのようです。
新幹線も良いのですが、私はやっぱり飛行機が一番好きです。
3日間の旅を終え、またいつもの暮らしがスタート。

友達と離れる時は胸が苦しくなりましたし、心に空いてしまった「穴」も辛かったのですが、子供のおむつ交換をしているうちに、そんなネガティブな気持ちもすぐに薄れていきました。
それから数年後、あの日あの時ステージで歌っていた女性アーティストがテレビによく登場するように。
海外からやってきたその美しい歌手は、大ヒットした映画の主題歌も担当しています。
わずか数年で、こんなにも有名になるなんてと、あの日のステージとあの日の空の青さを思い出すのです。

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