新ブランドの開発チームに抜擢

私は大学卒業後、服飾関係のメーカーに就職しました。
今回スポーツファッションの新ブランド開発チームに任命されました。

地元神戸に本社を置く会社にやっと入れて、そして新ブランドの開発チームの一員になれるなんて本当にラッキーです。
とは言っても新入社員にとっては雑用がメインのお仕事ですが、気を効かせて雑用のプロを目指します。

上司から指示を受けたのは、市場調査のスケジュール組みや、ユーザーへの直接ヒアリングの実施です。
担当デザイナーの方は私の憧れの先輩で、既に何枚ものデザインの下書きが出来ていました。
スポーツウェアといえどもタウンユースでも十分OKなデザインばかりで、私も着てみたいものがいくつもありました。

仕事は忙しかったのですが、それなりに充実はしていました。
深くかかわっていくうちに、スポーツウェアを好む人は、若々しいという印象を持ち始めていました。
調査して新たな需要が掘り起こせそうなので、上司と相談するために、プレゼン資料を作っているところです。

昔は、ジャージはダサいファッションの最高位だったのですが、今は違います。
スポーツウェアの中でもジャージは優良商材なのです。
アスリートのほとんどがジャージを複数所有する必要性がありますから、研究開発のノウハウはすごいものがあるんですよね。

ジャージを制すれば市場を制するとまで言われるほどですから、ダサいなんて言っていられません。
運動を嗜む人は必ずジャージが必要になってきます。
機能面でもジャージは身体に合うように開発されていますので、一般的には少々価格も高いと感じるかもしれません。

ただあまりにもジャージが普段着やゆったりと過ごす時のファッションという概念が浸透しすぎているので、ダサい服の代表のような言われ方をするのかもしれませんね。
後は学校の体操服のイメージでしょうか。

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